メンテナンスはとても大切です!
メンテナンスはとても大切です!
集塵設備は一般的には付帯設備と言われて、生産設備と異なりお金をかけても生産に寄与しません。しかし、作業環境や周辺環境に対する対応をおろそかにしてしまうと、そこで働く社員のモチベーションは下がり、良い仕事ができません。汚染された環境では、製品に塵や埃が付着したり、それが不良品の原因になる可能性もあります。
集塵設備は生産設備同様に重要な設備なのです。日常点検はもちろんのこと、定期点検、メンテナンスはとても大切な業務なのです。
局所排気装置、プッシュプル型換気装置及び除塵装置等については、1年以内ごとに1回、定期に自主検査を行うよう法令で義務づけられています。
粉塵障害防止規則
https://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-37-4-0.htm
メンテナンスとは
従来メンテナンスとは、設備の劣化に対して故障した部分を補修(部品交換・修繕)することに力点が置かれていました。
補修(部品交換・修繕)を施すことは重要な事ですが、故障に至る前にその兆候を検知するといった、設備診断(点検)も補修(部品交換・修繕)以上にとても大切な事柄となっています。
最近ではメンテナンスコストの削減に目を奪われるあまり、メンテナンスをきちんと行うという認識が薄れ、メンテナンスを先送りにしたり、中途半端な知識で対応し安全確保・環境保持といった観点から危険であるばかりか、いずれかかる費用を先送りしているだけです。
ダメージが大きくなってからメンテナンスにとりかかる事になり、結果として余計にコストが発生することになります。
設備管理すなわちメンテナンスは、工場の重要課題の1つと考えて頂ければと思います。
メンテナンスの役割
設備のメンテナンスは、基本となる設備診断(点検)計画をたて、それにしたがって設備診断(点検)を行い、その結果により適切な処置、すなわち補修(部品交換・修繕)を施します。
この一連の流れが認識できれば、再び設備診断(点検)計画といったサイクルに戻る事になります。
設備診断(点検)
局所排気装置・除塵装置・プッシュプル換気装置・排ガス処理装置は、労働安全衛生法において1年以内に定期自主検査を実施することと、その記録を3年間保管しておくことが義務づけられています。事業者は、作業環境の保全を行い、作業者の健康を維持するためにも必ず実施しなければなりません。
デュコルでは、定期自主検査の代行業務を行い記録を提出させて頂きます。
また、設備診断(検査)結果から設備を最適に御使用頂く為の改善提案も実施致します。
設備診断(点検)の定期化する事の利点
※不具合部分を事前に検知し、余計なコストが発生しない様に予防できます。
※設備診断(点検)結果から、消耗部品の交換時期を推測する事により、設備を円滑に使用できます。
※設備診断(点検)結果から、改善の御提案を行い補修(部品交換・修繕)工事も実施致します。
※ISOを取得されている企業様には、設備管理記録として設備診断(点検)報告書が代用できます。
設備診断(点検)をしないで設備を使用した事例








補修(部品交換・修繕)






















